カブトムシの観察!
在園していた時からたくさんの虫を捕まえたり育てたりしていた卒園生が、幼稚園のお友だちに・・・とカブトムシの幼虫を分けてくれました!
幼虫からサナギになっていく様子も観察できたらと、見やすいケースに入れてきてくれたので、年長:月組さんの部屋でいつサナギになるかな?と楽しみにしていました♪
ある日、子どもたちが「サナギになってる!」と気づき、見てみると白かった幼虫が茶色くなっていて、なんだか体の形もカブトムシに近づいていて・・・子どもたちも「いつのまに?」とカブトムシの変化に驚いていました!頭の所はちょうど見えなくて、「オスかな~?メスかな~?」とみんなで想像しています♪
そしてさらにびっくりしたことに、サナギになって寝ているのかと思ったら時々動くのです!土の中に自分の体より一回り大きな空間を作っていて、その中で時々ピクッと動いていました。
実際に観察しないと知ることができなかった事実に、大人もびっくりでした。
年少:ちゅーりっぷ組の男の子が、カブトムシの図鑑を見ていると・・・幼虫の姿、サナギの姿、成虫の姿の変化に驚いていました。月組さんの部屋にサナギになって寝ているカブトムシがいることを知るとすぐに観察しに行き、「(図鑑を指しながら)この状態が(本物のサナギを指しながら)これ!?」と嬉しそうに見ていました!
何度も図鑑とサナギを見比べながら、夢中になって観察していると、「この(サナギ)状態描いとく!」とクレヨンから似ている色を探し、観察しながら一生懸命描いていました。「男の子のカブトムシになったらいいな~」と成虫になったカブトムシも描いて大切そうにカバンにしまっていました。図鑑とはまた違う、実物を見たからこその感動があったようでした。成虫になって土から出てくる日も楽しみですね♪
ちゅーりっぷ組の男の子と観察している時にもピクッと動いて!「動いた!」とびっくりしていたのですが、持っていた図鑑に“土の部屋がこわれると成虫になれません。他の幼虫が自分の部屋に近づくと背中で壁を叩いて合図します”と書いてありました。「(僕のこと)カブトムシって思ったのかな?入ってますよ~って教えてくれたのかも!」と子どもならではの可愛らしい言葉が聞こえてきました♪