蚕(かいこ)のお世話

年長:月組さんでは毎年、蚕(かいこ)を育てます。生まれたては本当に小さかったので観察だけにしていたのですが桑の葉を食べて日に日に大きくなってきたので子どもたちにもお世話をお願いすることにしました!

モリモリ桑の葉を食べるので、葉脈だけになった葉っぱをどかして新しい葉っぱを入れてあげます。子どもたちが降園して次の日に登園してくるまでにも大きくなっているのが目に見えるので、子どもたちは毎朝「また大きくなってる!」「こんなに大きくなったんだね」と驚きながら蚕の成長を楽しんでいます。
小さな時から観察を始めたので、触れるようになってくると、手の上で優しく話しかけていたり、虫メガネも使ってより細かく観察していたり、図鑑と見比べながら「この子はそろそろ脱皮するかな?」と研究していたり!

新しい葉っぱを入れてあげると、どんどんと食べすすめる姿にも驚いています!
周りのお友だちが興味深々に蚕のお世話をしていると、触るのにちょっぴりドキドキしていた子も「ちょっと触ってみる!」と挑戦して、「かわいい~」「体柔らかいんだね・・・」「足の方もほわほわしてる」と色々感じていました。

 

それから2週間もしないうちに・・・
「なんか白いのがある!」と蚕が糸を出し始めているのを発見しました!
桑の葉を食べなくなって、糸を出し始めたら1匹ずつのお部屋がある“かいこマンション”にお引越しです。壁に糸を付けながら綺麗な形の繭を作っていきます!
ちょうちょの“さなぎ”とは違う姿に興味深々の子どもたちでした。





2023年06月17日