アフガニスタンのお話

アフガニスタンで支援活動をされている卒園生のお母さまが、アフガニスタンの現状を写真を交えながらお話してくださいました。
戦争の影響で土地が荒れ果て、食べ物や生活に必要な水など、様々なものが満足に得られない状況にあるけれど、たくさんの人たちの力が集まって少しずつ緑が増えたり、水路が出来たり、昨年には公園(子どもたちが遊べる広場)が出来たことなど、だんだんと暮らしが良い方向に進んでいることを聞きました。
子どもたちにとって身近な話ではありませんでしたが、私たちにとって当たり前の生活が、当たり前でない人が世界にいることを知る機会になりました。
また写真を見ながら、荒れ果てた土地に緑が生えると“よかった”と安心したような表情や声が聞こえてきたり、一人ひとり心の中で感じていることがある様子でした。

今回のお話を聞き、たくさんの力を合わせれば困難な状況も少しずつでも変えることができることを知り、そのたくさんの力の中の一人になれたら・・・と、みんなで思いやり献金を集めることにしました。ただお金を集めた献金ではなく、お話を聞いたからこそ、“困っている人を助けるために”の思いを込めて、自分でできること(お手伝いや、おやつ1つ我慢して献金にあてたり)を見つけ行動に移す、温かい気持ちのこもった献金を集めたいと思います。

クリスマスも近づいてきています。
世界中の人がイエス様のお生まれになった日を温かい気持ちで迎えられますように。

2020年12月10日