思いやり献金

7月の初めに九州・中部地方に記録的な大雨が降り、大きな被害がでました。
ニュースの報道などを通し、一部かもしれませんが被害の状況を目の当たりにしました。
幼稚園でも、大雨の被害状況や、被害にあわれた方、困難な状況の中生活されていらっしゃる方、復興に尽力されていらっしゃる方々のことを子どもたちに話し、一日も早い復興と、神様からのお恵みがありますようにとお祈りしました。
写真などを通し、子どもたちなりに困っている人がいることを受け止めていました。

お祈りとともに、子どもたちにできる範囲での中で献金を集めることにしました。
お手伝いや、毎日の生活の中で少し我慢した分(お菓子1つ分を献金にあてる)など、各ご家庭で相談していただきました。
身近で起きていることではないので、想像が及ばない部分もありますが、“困っている人のところに届きますように”と思いを込めていたり、“早く元の生活に戻れますように”とお祈りの気持ちを込めている姿がありました。


コロナの中、なかなか思い通りの復興が進まない状況もあると思いますが、一日も早く安心した生活を取り戻せるよう、お祈りしております。

 


あるお母さまが、献金とともにお子さまが一生懸命ためた“おもいやり献金”を持ってきてくださいました。それは、毎日のおやつから困っている人のためにと少しづつ集めたお菓子です。実際に送ることはできませんが、その一つひとつにお祈りの気持ちがこもっていて、温かい気持ちになりました。誰かを想うこと、人に思いを向けることの温かさを改めて感じました。

2020年08月07日