春の虫

ぽかぽか気持ちのよい日が続き、園庭にも虫が遊びに来てくれました!
外遊びの時間になると「虫探ししよ~」の声がたくさん聞こえてきます。虫かごと虫網を持って、お友だちと一緒に虫探し探検に出発します!

アリやダンゴムシ、テントウムシやちょうちょなど、捕まえた虫が虫かごにどんどん増えていきます♪
テントウムシを探していた子どもたちが、「本当は赤いテントウムシを見つけたいのに、黄色くて小さいテントウムシが見つかった・・・」と話していました。「なんていう名前のテントウムシか調べてみよう!」と図鑑を広げてみたのですが、なかなか見つからず、園長先生に相談することにしました。「なんていう名前のテントウムシですか?」と聞くと、調べてくださり・・・“シロホシテントウ”と教えてくださいました!名前が分かるとなんだか特別なテントウムシに感じてきて、みんなで「今日はいいことありそう♪」と嬉しくなっていました!


また別の日には・・・
自由遊びの時間に「ダンゴムシのお家作るんだ!」と空き箱でお家や公園を作り始めました!
「トンネル通ってくれるかな?」「滑り台作ったらコロコロ転がるかな?」「ブランコ僕も好きだから(ダンゴムシもきっと好きだと思う!)」とどんどんアイディア出てきて、熱中して作っていました。


そして完成すると、嬉しそうに園庭に出かけて行ったのですが!
なんとそのお家を作った園児はダンゴムシが触れないのです。「せっかく作ったのに触れないんだよね・・・」と寂しそうにしていると、「捕まえてきてあげる!」と友だちが捕まえてくれました!友だちに助けてもらいながら、「やっぱり日陰のトンネルの中が好きみたい」「ブランコ楽しそうに乗ってるね!」「鉄棒はちょっと難しいみたい」といつの間にか他の学年の友だちも集まり、みんなでダンゴムシと一緒に遊んでいました。

 

あんなに楽しそうに作っていたのにダンゴムシが触れなかったり、友だちがすぐに助けてくれたり、子どもたちの世界はとっても自由であたたかくて、かわいらしいな・・・と思いました♪

2023年04月21日