段ボールを使って!!
終業式の後に数日“なつのあそぼう会”という日を設けています。
夏休みの前に幼稚園でも楽しく過ごせたら・・・と、段ボールを使って造形作品を作られている玉田多紀先生に来ていただいて、みんなで段ボール製作を楽しみました!!
普段の自由遊びの時間にも空き箱製作などで段ボールを使うこともありますが、先生の段ボール製作では私たちが想像もしていなかった使い方を教えていただきました!
今回は年少:ちゅーりっぷ組~年長:月組までの子どもたちが楽しめるようにと、風船に段ボールを貼っていって・・・という製作でした。まず初めに段ボールをしめらせて薄い皮にはいでいきます。意外とスルスルはげる感触や、メーカーによって異なる感触を楽しんでいました。薄くなった段ボールの皮を使って次は風船に貼っていきます。ボンドを塗りながら風船が見えなくなるように重ねていきます。保育者が手伝うこともありましたが、子どもたちはみんな集中して貼っていました。風船の周りに貼れたら今度は段ボールを粘土のようにして一人ひとり思い思いの作品に変身させていきます。段ボール色の風船を見ながらそれぞれのイメージが段ボール風船の上で形になっていきます。
普段の製作の時間よりはるかに長い時間でしたが、あっという間に感じるくらい子どもたち保育者も夢中になって楽しんでいました。出来上がった作品を見る子どもたちの目もキラキラ輝いていました♪
身近な素材ですが、固さや大きさによって使い方が限られていると思っていた段ボール。こんなにも子どもたちに扱いやすく、形も自由になることに驚きの連続でした!
“楽しい”の中にたくさんの実体験を通した経験が詰まっていた時間でした。