思いやり週間
天使幼稚園では毎年この時期にアフガニスタンについてお話を聞く機会があります。話をしてくださるのは卒園生の保護者であり、ご夫婦で現地の支援を長年続けられている方です。
アフガニスタンの生活について、家族のために幼稚園に行かず働いている子がいるということ、戦争のせいで住む場所や食べるものがなくて困っている人が大勢いることなど、私たちが普段生活している環境では考えられないようなことが世界のどこかでは起こっているということをとても分かりやすく教えていただきました。自分たちが恵まれた生活を送っていることはついつい忘れがちですが、当たり前だと思っていることが当たり前ではないこと。遠く離れた日本にいる私たちにも、アフガニスタンの方々のためにできることがあることを知ることができました。
今日から終業式までの間、幼稚園では「思いやり週間」を過ごします。困っている方々へ心を向けて過ごすこと、普段の生活の中で自分たちにできることをお家の方々と考え献金を行い、今年もアフガニスタンの方々へ献金を送ります。
私たち一人ひとりができることはとても小さいですが、多くの思いが集まるとたくさんの人々を助けることができる力になります。どうか子どもたちとお家の方々が思いを込めて集めた献金と思いやりの心が、悲しみ苦しみの中で過ごしている方々の下に届きますように。